| 【なっちゃんの遊び場ネット】
主婦 谷口民さん(36)=広島市西区 http://www.hiroshima-asobiba.net/ ◆公園情報 母の目で厳選 設備・環境 感想も細かく◆ 子ども連れで公園に行ってみると、近くに売店がなくお茶が買えなかったり、トイレの設備が子どもには難しかったり。広島県内を中心に親子で安心して遊べる場所の情報を提供する「なっちゃんの遊び場ネット」は、ガイドブックに載っていないお母さんの目線が特徴だ。 広島県甲山町(現世羅町)に生まれ、神奈川県の大学を卒業後、コンピューター会社に就職した谷口さん。そこで夫と知り合い結婚。夫の転職を機に広島市に住む夫の両親と同居を始めた。 HPを開設したのは、なっちゃんこと長女の菜月ちゃんが生まれた翌年の二〇〇〇年。単なる遊び場の紹介だったが、そのうち、行ってみて初めてわかる便利なことや不便な設備、入場料の有無など自分なりのお役立ち情報を加えた。夫のアドバイスで地図を添え、よりわかりやすいHPに進化した。「砂場があり着替え持参を」「ブヨのような虫もいるので注意」など、遊んだ感想、周りの環境などお母さんならではのコメントが細かい。 「なっちゃんのおもちゃ箱」のページには谷口さんが「いいな」と思うおもちゃが並んでいる。実際購入したものやプレゼントに使ったものなどを対象年齢別に分類し、コメントを添えた。凝り性で、やり始めたら止まらないというだけあって、その数は本人にもわからないくらいだ。 開設からの六年間、ほぼ毎週末、公園に出掛けている。HPでは広島県の西部、東部、北部、そして県外と分けられ、公共の施設から町内の小さな公園まで、その数は九十八カ所。楽しむこつは朝早く出かけ、渋滞を避け午後には帰ること。公園情報は本やネット、幼稚園のお母さん友達から得ることが多いが、時々、知らなかった公園を紹介してくれるメールが入ることもある。 転勤などで県外から越してきた人からのお礼のメールが届く。「期待以上に楽しい公園を見つけたときがうれしいですね。子どもが喜んでついてきてくれる限り、穴場の公園を探して新情報をアップしていきたい」。自分の目で見て、子どもと遊んでつかんだ穴場情報を更新し続ける。(堀口綾子) 【写真説明】公園の滑り台で遊ぶ菜月ちゃんを笑顔で見守る谷口さん(広島市西区) |
| 【ザ・スマイル・ワールド】
http://smileworld.main.jp/ ◆写真通して子ども支援◆ 写真を通して世界の子どものために活動している三原市の河合美果さん(35)のHP。2004年のイスラエルでのホームステイをきっかけに、イランやタイ、ネパールの児童養護施設を訪問、実際に生活したりして施設支援や国際交流を続けている。 子どもたちの笑顔がいっぱいの画面では、子どもの写真をアルバムにして各施設にプレゼントする「成長アルバム基金」の趣旨と仕組みを説明。ブログ「世界がくれた贈り物」では、各国で見聞きした体験から「紛争や貧困を抱える国々の背景には先進国の圧力があることを忘れてはいけない」と強調。「笑顔が持つ、生きるエネルギー」を世界に運ぼうとアピールしている。 笑顔の写真展は今年、埼玉や岡山など全国各地で開催。尾道市の福屋パブリックギャラリーでは6日まで開いている。 |
| 【山口サビエル記念聖堂・山口カトリック教会】
http://www.xavier.jp/ ◆歴史紹介や行事予定も◆ 今年は、聖フランシスコ・ザビエルの生誕500周年。山口市のサビエル記念聖堂がある山口カトリック教会は、2日までの1年間、講演会を開くなど記念行事を催してきた。HPはザビエルと山口の関係を詳しく記している。 「年譜」では、パリ大学で学んだ経歴やドイツ、スイスなどを訪れ、マラッカを経て日本の鹿児島に着いた足跡を地図で示している。「言葉」は、ザビエルの書簡から日本や山口の印象を披露。「武士もそうでない人も貧しいことを不名誉とは思っていない」と日本人の誇りの高さに感心している。「絵で見る生涯」は大内義隆に接見した様子などを絵画で紹介している。 聖堂で月1回開かれる「オルガンメディテーション」。次回は23日の「クリスマスコンサート」が案内されている。 |
| 【山に暮らせば】 雪明かり 冷気に潜む美 鮮やかに http://geihoku.exblog.jp/
うまい酒を飲んだ。話し込み、帰っていく友人を見送ったが、いつまでも背中が見える。時折、白い息がたばこの煙のように見えた。明るい夜だ。満月が照らし出す明かりなのだろうか。それとも今月二日に積もった雪の照り返しが作る雪明かりなのだろうか。広島県北広島町東八幡原、臥龍山山麓(さんろく)の夜は冴(さ)え冴(ざ)えとしていた。五日午前零時過ぎ。気温は今冬最低の氷点下九度。友を見送った後、カメラと三脚を手に歩いた。道は溶けた雪がガラス板を敷き詰めたように光る。 月は真上にあり、煌々(こうこう)と輝いている。大歳神社近く。裸木になった社叢(しゃそう)の中で雪を被った屋根が月光に鈍く輝く。 正面にはなだらかな山容の掛頭山が横たわり、山頂のアンテナ群や数は少ないが星も見える。山腹には根雪になるのだろうか、白いはけではいたように雪が残る。手が痛くなるほどの冷たさなのだが、誰もいない畑の中の道で時間も寒さも忘れていた。 夜はモノトーンの世界。しかし、少し長めの露出で色は出る。参道に架かる橋も紅(あか)く写った。もし、外灯の輝きがなければ、昼に撮影した写真とあまり変わらないだろう。
時折近くを流れる柴木川から湯気のように水蒸気が立ち上がる。漂った水蒸気は、朝には木々に凍り付いて霧氷になる。道路標識に付けられた温度計は氷点下九度だが、今年一月には氷点下一九度を記録した。八幡高原に本格的な冬将軍がやって来て、雪に埋まるのも間もなく。柔らかくすべてを包み込むような雪もあれば、敵意をむき出しにして襲いかかる雪もある。だが、雪明かりの夜はいつも凍り付くような冷気と静寂と厳しさの裏側に潜む、冴えた美しさがある。(紺野昇、写真も)=芸北写真塾主宰 【写真説明・上】静寂の中で 5日午前1時18分。凍り付くような冷気があった。月と雪明かりは張りつめた美しさを提供してくれた 【写真説明・下】いよいよ冬本番 午前0時20分。温度計は氷点下9度。今冬の最低気温だった |
| 【山口県立きらら浜自然観察公園】
http://www6.ocn.ne.jp/~kirara-h/ ◆野鳥の観察情報や図鑑◆ 山口市の阿知須干拓周辺には多くの野鳥が見られる。2001年にオープンしたきらら浜自然観察公園のHPによると、この地域が、シベリアやカムチャツカから日本列島を縦断して東南アジアに向かう渡り鳥と、モンゴルや中国から朝鮮半島を経由して四国、九州へ横断する野鳥たちの交差点だからだという。 画面では、今月の見どころや新着情報で野鳥観察ポイントを紹介。過去も含めて月ごとの飛来状況を報告し、11月は希少種のクロツラヘラサギの観察データなどを盛り込んだ。「自然情報」の「野鳥図鑑」は約30ヘクタールの園内で観察された約180種の鳥をまとめ、見応え十分。カモ、シギなど科目別に並ぶ名前をクリックすると、周辺で撮影された画像とともに学名、大きさ、餌、簡単な生態も記載されている。 |
| 【C−MINE】
http://c-mining.com/ ◆「コーチング」音声で公開◆ 企業の人材研修や個人のカウンセリングなどの分野で活動する広島市安佐南区の堀口康朗さん(46)。問題の解決に個人の「気付き」を促し、自発的な行動を引き出す「コーチング」というコミュニケーション術を広めたいと、HPでは講座内容の一部を音声も使って公開している。 「ポッドキャスト」のページでは「本当の自分とは」などのタイトルで経営者、リーダーの心構え、組織の生かし方など、コーチングに関する内容が音声で提供されている。その音声をiPod(アイポッド)などのデジタル携帯音楽プレーヤーに取り込むことができるのが特徴で、初めてコーチングを知る人にも分かりやすく、と願っての試みだ。 「参加者の声」では、「自分の普段の話し方を振り返ることができた」など、各地で開いたワークショップでの感想が並ぶ。 |
| 【三浦明紘のホームページ】
民生児童委員 三浦紘一郎さん(65)=下松市 http://ww51.tiki.ne.jp/~k-miura/ ◆趣味生かし地域交流 尺八や絵 退職生活つづる◆ 来年から団塊の世代といわれる人々の大量定年退職が始まる。少し先輩の三浦さんのHPはそういう人に参考になりそう。民生児童委員として地域の人々とのかかわりを大切に、また幅広い趣味を生かしてはつらつと、そんな生活が垣間見える。 サラリーマンだった三浦さんも二〇〇一年末の定年を迎えるにあたって数年前からその後の人生について考えていた。子どものころから音楽が好きでハーモニカ、ピアノ、ギターなど独学で楽しんでいたが、身近で先生を見つけ尺八に挑戦しようと弟子入りしたのが一九九八年。「始めて二週間目で高価な尺八を買い、やめられない事情をつくって頑張りました」。 持ち前のリズム感の良さと練習熱心さで次第に上達。〇五年十二月には、大阪の家元宅で演奏を披露し上田流尺八道指南の免状を受けた。ブログには「自分でもびっくり、うまく吹けました」と、喜びを表している。この時「明紘」の名を頂き、それを現在のHPタイトルの由来にした。「私の楽歴」には愛用の尺八の六寸と八寸、これまで習得した百六十あまりの曲名を列記している。今も邦楽演奏会などに出演した様子などを写真入りで報告する。 HPのスタートは退職前の〇一年一月。ブログは〇五年五月に開設し、ほぼ毎日書いている。株の動きや日中関係など硬い話題から相撲、欧州旅行の感想など幅広い趣味と行動半径の広さが分かり、地域行事のインフォメーションと事後報告の役割も果たしているようだ。 「民生委員を受けたので地域の人たちのことが妻以上に分かるようになった。その縁で公民館のPC教室へ教えに行ったりしています」と、地域活動も活発だ。写真や絵画も趣味の三浦さんは「何にでも興味を持ち、見たこと聞いたこと、感動したこと腹の立ったことなど多くの人と共感できる場にしたい」と、ネットを活用した生き生き人生を語っている。(舘澄子) 【写真説明】幅広い趣味を楽しむ三浦さん。ピアノの上に掛けられた絵は昨年の市美展出品作 |
| 【共働き主婦のお料理ノート】
http://ameblo.jp/curry-rice/ ◆日々の食卓 楽しく紹介◆ 出雲市の共働き主婦りかさん(30)が、1年前から日々の食卓を紹介している。 肉・魚料理はそれぞれ和、洋、中に分類され、これまでのメニュー数は300以上。作り方の簡単な説明に加え、夫婦の食の好み、夫の食べっぷりなどが、ほんわかとした文体で添えられている。 ある日の夕食は、サケのかす汁に手羽中ロースト、ホウレンソウのごまあえ。共働きなので手早くできるものを中心にメニューを決めるという。しかし、一つ一つ丁寧に作られ、盛り付けも美しい。アップの写真からは、湯気まで立ち上ってきそうだ。 食器やキッチン小物にも触れた「おいしい器」では、島根県斐川町の出西(しゅっさい)窯も紹介。限られた時間を上手にやりくりして生活を楽しむ姿が伝わる。 |
| 【フランクさな寅】
http://sanatora.com/ ◆寅さん、広島駆け巡る◆ 広島県を中心に活動するタレント、フランクさな寅さん。公式サイトは、紅白の幕と鼓の音でステージの雰囲気を醸し出す。写真を盛り込み、仕事ぶりが紹介されている。 ブログでは、テレビやコマーシャル出演、アトラクションゲストや司会など、「ひろしまの寅さん」として親しまれている活動が記される。広島市中区で「ファンクラブの集い&囲む会」を開いたことや、尾道市内でのプロゴルファー谷原秀人さんの祝賀会にゲスト出演し、チャリティーオークションでたたき売りを披露したエピソードなども。 「さな寅の誕生」のページは、剣道をしていた少年時代、生徒会長だった三原工業(現如水館)高校時代、東京の学生時代から現在に至るまでの道のりがつづられている。 |
| 【きみヒューマンワークス】
企業研修・講演講師 小林きみ子さん(67)=広島市安佐北区 http://www.fureai-ch.ne.jp/~kimi/ ◆五大陸巡り登山・交流 経済や環境問題考える◆ 二十年来の世界遺産を訪ねる旅で海外七十カ国近くを歩いた小林さん。社員研修の講演、講座などのかたわら、昨年から今年にかけて、世界五大陸の代表的な山に挑戦。その足跡をつづった「世界の山旅に魅せられて…地球の今を視(み)た」(東京図書出版会刊)を九月に刊行した。観光旅行とは違う現地人ガイドやポーターとの交流に関心を寄せたHPのブログが出版のきっかけとなった。 九カ月の間に登ったのはヨーロッパアルプス三大秀峰、ネパールのヒマラヤ山脈、アフリカ最高峰のキリマンジャロなど。「山形県出身で山は身近にあった。年齢と体力との競争で今ならできる、今しかないと山登りに挑んだ」と語る。特別な山岳会に所属しなくても、体力に応じたコースに気軽に参加できる山旅ツアーもあり、とりこになった。 「世界の山旅・コラム」にはこれまで訪れた世界遺産、山岳を一九九〇年から年表形式で表記。クリックすると雄大な写真がスライド式で表れ、関連するコラムを読むこともできる。 著書やブログに記したのは山登りに挑戦した軌跡だけではない。「日本のよさを確認する旅でもあった」と言う。温暖化で東アフリカの氷河が消えつつある現状を見て環境問題を考え、ペルーのチップ稼ぎをする少年たちの姿に経済格差を思うなど、地球規模の視点で考え、問いかけている。 定年退職後の二〇〇一年春、企業内研修などの経験を生かして「きみヒューマンワークス」を設立した。ほぼ同時にHPを開設。八月にソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)のメンバーになりアクセスが増加。地域もアジアやアメリカなど世界に広がり、本の感想などが寄せられている。その交流が縁で十一月にはアメリカの情報通信(IT)産業の街、シリコンバレーも訪問した。 三年前、夫と死別。その後も好奇心旺盛で行動的な小林さんのフットワークの軽さには驚かされる。「各地の秘境にも興味がある。今後も執筆やネットを生かして発信していきたい」と常に世界に目を向けている。(高畦八重子) 【写真説明】自宅の仕事場でパソコンに向かう小林さん |
| 【いにしえのロマンの郷 はつかいち】
http://www2u.biglobe.ne.jp/~n-fuji/ ◆史跡や祭り詳しく紹介◆ 廿日市市の郷土史研究家藤下憲明さん(63)が、廿日市の歴史を広く知ってほしいと1999年4月に開設した。長年の研究成果を膨大な史料とともに紹介する。 トップページには27のタイトルが並ぶ。厳島神領地を支配するための本拠地であったと解説する「桜尾城」(同市桜尾本町)。厳島神社と並んで最初に史料に現れた811年の時点では、厳島と同神格であったという「速谷神社」(同市上平良)。解説に併せ、写真や実測図、自作の版画などが添えられる。 「はつかいち点描」は、さらに31のサブタイトルに分かれる。門前町だった地御前の町家や、江戸期に始まったとされる廿日市張り子、「梅雨太郎」と称され恐れられてきた上平良の岩なども掲載。歴史を軸に、地名や民具、祭りなどを幅広く深く記述する。 |
| 【木の家具 MINKA】
http://www.minka2003.com/ ◆自然と歩み 製品手作り◆ 東広島市福富町の民家に2003年に工房を開いた村井昭夫さん(40)。HPは妻麻子さん(38)が担当する。ぬくもりが伝わるテーブル、ちゃぶ台など家具から菓子皿、プレートの小物まで手作り製品を紹介。「修理・リメーク」では古い和だんすを化粧直しした経緯など、細やかな仕事ぶりが記される。 自然に囲まれた暮らしをつづる「diary」では、ストーブに使うためのまき割り風景や、紅葉や雪化粧した庭の写真も並ぶ。近所に分けてもらった色とりどりの野菜も掲載。四季の移ろいと、そこで生み出される木製品とが調和する。 「kitchen」は、食物アレルギーで給食が食べられない小学生の長男のために作る弁当日記。給食がオムレットケーキの日には、米粉で似たものを作るなどの工夫に、思いが伝わる。 |