2007-02-28
_ [育児日記]1年間ありがとうございました!
ついに最終回を迎えました。1年にわたって更新してきた育児日記は97回
(+「夫の育児日記」51回)。
いただいたコメント数は…数え切れませんでした。m(_ _)m
(まっちゃんさん、データーをお持ちでしょうか?教えてください!)
ブログを始めた時、私は職場で子育て記事を担当していました。
「朝食時、3人の子どもがそれぞれ『目玉焼きがいい』『ゆで卵にして』『スクランブルエッグね』と言ったら、お母さんは笑顔でその通りに作ってあげましょう」
…という記事を書きながら、わが家では、
「時間がないけえ、生卵でも食べときんさい!」
と、当時たった一人しかいなかった娘に向かって叫ぶ毎日。
「書いていることと、やっていることが余りに違う…」と悩むたびに、余計にイライラは募るばかり。ドつぼ状態でした。
ブログを日々更新し、みなさんと対話を重ねることで、この「理想と現実のはざま」が少しづつ埋まっていったような気がします。
先日、これまで何度も取材でお世話になっている方から、メールが届きました。「(ブログを終え職場復帰したら)これまで以上に、読者に近く現実感のある、本音の見えるお仕事してくださいね」
きれいごとばかり書き連ねていた以前の自分を恥ずかしく思い出しました。そして、心に誓いました。
「このブログを新たな出発点にしなくては」
先日、台所で夕飯の支度をしていると、「あ゛〜」という叫び声が聞こえました。
振り返ってみると…
初めてつかまり立ちに成功し、得意満面の二女の姿が!
真っ赤な顔でオッパイにしがみついていた二女も、いよいよ巣立ちの瞬間を迎えたようです。
最後まで夫は“後ろ向き”でしたが、
(2月23日「夫の育児日記」最終回より→)
私は前向きに歩き続けたいと思います。
どこに走り出すか分からない長女と、よちよち歩きの二女の手をしっかり握って。
1年間、本当にありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう!(^O^)
イラスト・まるこ
「最後まで、夫の悪口かいっ!」 By Shiozy … or ルパン (^^;)
2007-02-26
_ [育児日記]入園準備
いよいよ職場復帰と二女の保育園入園が近づいてきました。「そろそろ、準備をしないと…」。重い腰をあげ、4年前長女の時にもらった「入園のしおり」を久しぶりに開いてみました。
<入園に必要なもの>*すべてに名前を書いてください。
肌着、着替え 10組
ベビー布団 1組
敷き布団カバー 2枚
ビニール袋
ガーゼハンカチ…
「いずれも、お姉ちゃんのお下がりがあるから大丈夫」と、ここまでは余裕だったのですが。
最後に書いてあった「2つ」を目にして、急に気が重くなりました。
「布オムツ 30〜40枚
オムツカバー 7〜10枚」
長女の入園当初。夫は備後の府中市に単身赴任中で、私は長女と二人暮らしでした。
毎晩、やっとこさ長女を寝かしつけた後にもう一つ、「大仕事」が待っていました。
汚れた20枚の布オムツを下洗いして洗濯機にかけ、前日から干していた20枚のオムツを取り込み、洗いあがったオムツを干し…。
雨の日が続くと40枚では回らなくなり、さらに20枚を買い足し…家の中には常に60枚のオムツが散乱。
「もう限界だ!」と乾燥機を購入したものの、しわくちゃになったオムツ1枚1枚にアイロンを掛けて伸ばすのが余計に面倒であることが判明。(T_T)
これに懲りて、二女には生まれてからずっと紙おむつを使ってきました。「環境と家計に良くないなあ」と後ろめたい思いを抱えつつ…。
いよいよ、二女も遅ればせながら布オムツデビュー。2年以上、押入れの奥にしまいっぱなしだった布オムツとカバーを取り出してみました。
何百回と洗濯して、ところどころが薄くなっている布オムツ。カバーは足周りのゴムがちょっと伸び気味―。
ふいに幼かった長女の面影が蘇りました。今は「プリキュアのパンツしかイヤ!」と生意気ばかり言うけど、あのころは…。
さあ、また大変な日々が始まります。でも、何もかも一人で頑張らなくてはいけなかった4年前と違って…現在、わが家の洗濯係は「夫」。
洗いざらしの布オムツたちに、どんな新しい思い出が刻まれるかなあ…ちょっとワクワクしながら、布オムツをたたみなおしました。
夫よ。頑張ってね!(^O^)
2007-02-23
_ [夫の育児日記]旅立ちの日に
きょうで「夫の育児日記」は最終回を迎えました。(妻ぶんぶんの日記は月末まであります)
昨年3月、妻がブログを始めたときは、
「妻の出産時にだけピンチヒッターで書けばいいや」
くらいに思っていました。
ところが、
気が付くとハンドルネームは勝手に
「トオルちゃん」
にされ、
週1回「日記」を書いていました。
開始当初、自転車操業で「日記」を毎日更新していた妻が、
「手が回らないので、アンタも書け!」
となったわけです。
3月初めごろの妻のブログを見ると
「(長女出産の後遺症で)頭を抱えたのが、実は『尿もれ』」 とか、
「(母親に)布団たたきで力いっぱいぶたれた」とか、
あけすけに書いているではありませんか。
それで、「よーし、書くなら思いのたけをいっぱい書いちゃるけん」と、
「家出事件」の話から始めることにしました。
ブログを書いて「良かったなあ」と思ったことが3つあります。
1つは、娘たちの成長をつぶさに見ることができたこと。
そして、子育ての大変さや喜びを実感できたこと。
「今週のブログのネタはどうしよう?」と思うと、
結構、注意深く観察するものだと分かりました。
感じたことを文章に直すことで、気持ちを振り返ったり、
整理したりすることもできました。
ネタにするつもりでしたわけではありませんが、
二女の出産に立ち会ったり、
育休生活をしたりと、 貴重な体験もできました。
2つめは、夫婦の会話が増えたこと。
話のネタがないときでも、
「今度のブログはこういう話題にしようと思う」とか、
「●●さんのコメントがさあ…」などと妻に話しかけると、
それをきっかけに、会話が弾みました。
どれだけ助かったことか。
もっとも、これからどうしようかと思いますが…。
そして3つめは、読者のみなさんとつながりを持てたこと。
みなさんのコメントを読ませていただき、やり取りすることで、
「自分の独りよがりだったなあ」とか、
「こういう考え方もあるんだ」などと自分を見つめ直すことができました。
「家出事件」や「義母との関係」は、
ずっと胸の中に引っ掛かっていた「何か」でした。
いまだに家事や育児にイライラすることはあるし、
実は、義母との関係も進展がありません。
でも、厳しい意見も含め、いろいろな見方を知ることができたおかげで、
胸につかえていたものが取れたような気がします。
ちなみに、私が一番お気に入りのエピソードは
「7時間のクレイマー、クレイマー」と、
続編の「怒った理由」です。
「7時間の…」は、自分のボヤキと長女の発言、
そして二女のウンコが絶妙にハマって、
スラスラ書けました。
そして「怒った理由」。
「根本が間違っている(はなまるさん)」
「どんなエピソードが他にあったのだろうと思ってましたが…(かしらもさん)」
おかげで「心の旅」に行かせてもらいました。
まじめな話、みなさんのアドバイスのおかげで、
「ありがとう」や「おかえり」など、お互いに声掛けをするようになりました。
みなさんの印象に残った「日記」を教えていただければ幸いです。
小学校の遠足でよく使われる言葉の1つに
「遠足は家に帰るまでが遠足」
というのがあります。
行楽地から学校のグラウンドに帰って集合したとき、
校長先生や担任の先生に決まって言われたものです。
いわく、帰り道も事故などに気を付け、
無事に帰宅できてはじめて遠足が終わるのだと。
「夫の育児日記」は「ふれあいブログ」から旅立ちます。
が、
長女4歳9ヵ月、二女10ヵ月。
子育ての日々は、まだまだ山あり谷ありです。
ご愛読、ご声援、本当にありがとうございました。
けさの通園。→

長女は1年前より身長が5センチ伸びました。
2007-02-21
_ [育児日記]育休ラストスパート
ここしばらく忙しい日々を送っており、月曜日のブログをお休みしました。m(_ _)m
どう忙しかったかというと…ネット版育児サークル「キャプママくらぶ」のセミナーオフ会で、「プリザーブドフラワー」を習い(中央が私)、
険しい顔で作った作品はこちら→
山口県の柳井に行って「金魚ちょうちん」を作り、広島県の三原市大和町で「イチゴ狩り」をして、
今日はこれから再びキャプママくらぶのオフ会。
今週はあと、「食育講座」と「女性のためのビジネスステージアップ研修」に参加する合間に、美容院、二女の予防接種、同期の送別会…と超過密スケジュールです。
昨夜、「疲れた〜」とため息をついていると、仕事から帰宅したばかりの夫があきれ顔で言いました。「遊び疲れ?」
「ムッ」としましたが、まあその通りです。(^^;)
育休も残り1ヶ月ちょっと。「子どもとゆっくり過ごせるのは今しかないのに…」と思いつつも、つい「あれも、これも」と焦ってしまいます。
昔、同じような気分を味わったことがあるなあ…と考えて、思い出しました。小学生時代の「8月31日」です。楽しかった夏休みの思い出を懐かしみながら、宿題の山に悪戦苦闘…。
4年前の長女の育休の時は、むしろ「早く育休が終わってほしい」と願っていました。長女と二人きりで家にこもる生活から、「早く脱出したい」。職場復帰が待ち遠しくてたまりませんでした。
「今どきの母親たちは、子どもと向き合わずにパソコンにばかり向き合っている」。 ネットやゲームの弊害を唱えている著名評論家が、広島市であった講演会でこう嘆いていました。
わが身を反省しつつも、胸を張って反論したいです。「パソコンのおかげで、充実した育休になりましたよ!」と。
小さな子どもを抱えて家にこもりがちな生活。そこから一歩踏み出す勇気が出せたのは、ブログを通じて知り合ったみなさんの励ましがあったから。
でも、確かに職場復帰後は子どもと向き合える時間がぐーんと減ります。
先週水曜日の「ブログ終了宣言」に対して、shiozyさんをはじめ多くの方から「続けたらいいのに」と温かいコメントを頂きました。m(_ _)m
後ろ髪を引かれる思いでいっぱいですが、でもやっぱりブログは育休終了と同時に卒業しようと思います。(^O^)
ああ、その前に宿題がまだ終わってないっ!
(職場復帰に向けて「課題」を会社から貰っていたのを忘れてた…)(T_T)
2007-02-17 1日遅れました。すいません
_ [夫の育児日記]ほめて おだてて
日進月歩のごとく、はいはいが上達している二女。詳しくはこちらからだの発育とともに、遊びの種類も増えてきました。
そこで今回は、わが家で試したり、よくやったりする遊びを紹介します。
まず、愛読している「はじめて出会う 育児の百科」
(汐見稔幸・榊原洋一・中川信子著、小学館)
に載っている「はいはいのころの遊び」から。
たまたま、ダンボールがあったので、
「くぐって はいはい」を試してみました。
本によると
「せまい空間にからだをくぐらせることができるボディ・イメージは、
身辺自立にもつながっていきます。
シャツを着たりズボンを脱ぐのと共通した、
からだの使いこなしが体験できます」
とのこと。
早速、反対側から「おいで」をすると、見事にくぐりました。
しかし、くぐったのは写真に写ったこの1回だけ。→
すぐ飽きたらしく、次から迂回を繰り返し、 ダンボールは自分から「くたっ」と、つぶてしまったのでした。
続いて、「ポトン コトン」。
妻ぶんぶんが瓶詰めのふたや、
粉ミルクの缶を集めておもちゃを作りました。
貯金箱と同じ要領です。
妻は、ある集いで習ってきたのですが、
「育児の百科」にも載っていました。
本には「プレート(ふた)が中にコトンと落ちる音が『ごほうび』となって、
さらに穴に注目、自発的行動の意欲が増します」とあります。
さて、作ってはみたものの、長女が独占。→
二女は今のところ、あまり興味を示しません。
まあ、時期を待ちましょう。
やはり、体を使った遊びは喜びます。
「飛行機ブーン」や、→
肩車をすると、泣き止んで急に笑い出すこともあります。
そして、二女が一番気に入っていると思われる遊びは
「あんよは じょうず」。
写真のように足の上に載せたり、手を支えたりして歩きます。↓
移動するとそれはそれは誇らしげ。
「うまいなあ!」「すっごい!」と褒めちぎると、
「エヘヘヘ」と低い声で笑います。
こうしてバランス感覚をつかみながら、
自信を深めていくのでしょうね。
2007-02-14
_ [育児日記]「食育」は甘くない…
お菓子漬けになっている長女の日常生活については、以前夫トオルちゃんがブログに書きましたが…
先日、広島市女性教育センターが開催した自然食の料理教室(託児付き)に参加して大いに反省しました。
先生いわく。
「3歳までに砂糖味を覚えさせたらダメ!」
・・・・・(゜△゜;)
ガックリうなだれて家に帰ると、「おかえりなさ〜い」。
夫と留守番していた長女が玄関に飛び出してきました。
ニコニコ顔で、グレープ味の炭酸飲料を飲みながら。
その姿を見て、母は覚悟を決めました。
「今日からお菓子やジュースはダメです」
「えっ・・・・・・いやだあああ!」
突然の宣告に、猛然と抗議する長女。
2者間協議は難航を極めました。
ようやく達した最終合意案とは…
「お菓子を買わない見返りに、毎日お母さんがお菓子を作る」(T_T)
気を取り直して、試しに長女と一緒にプリンを作ってみることにしました。インターネットで見つけたレシピ通りに作ってみると、使う砂糖の量の多いこと多いこと。長女も目を丸くしています。
出来あがったプリンを一口食べてみると「お店で買ってきたものに比べると、全然甘くないね」と神妙な顔つき。
「ふだん食べているお菓子にも、きっとすごい量の砂糖が入っているよ」と諭すと、
「虫歯になるから、お菓子を買うのは我慢する」と、あっさり合意。
あせったのは母の方でした。
(「毎日、お菓子を作るのかあああ」←心の中の叫び)
「せっかく手作りしても、大量の砂糖やバターを使うんじゃ意味ないなあ」と思い、お菓子作りが得意な友人に相談してみると、一冊の本を紹介してくれました。
「減糖・減バター 自然派おやつ―素材の風味を生かしてつくる」(農文協)
著者は、広島市在住で2児の母でもある江島雅歌さん。砂糖やバターを控え、野菜や果物の自然の甘みを生かしたオリジナルのレシピがずらり。
何よりも気に入った箇所は「おいしくて、からだにもやさしくて、ちょっと食べ過ぎても安心」。食べ過ぎても安心…なんて甘美なフレーズでしょう!(^O^)
さっそく、「おからごまクッキー」を作ってみました。
おからのかすかな甘みと、たっぷり入ったゴマの風味が相性ぴったり。噛み応えがあるので満腹感が得られます。子どものあごを鍛えるのにもよさそう。「ちょっと大人の味かなあ」と心配しましたが、長女もボリボリ食べてくれました。
昨夜、長女は「お父さんにバレンタインデーのプレゼントをする」と、チョコレートケーキ作りに初挑戦しました。
「今日は特別ね」と言い聞かせて、砂糖もバターも卵もチョコレートもたっぷり使用。
「ぎゃー、粉をこぼさないで!」「手を突っ込んで舐めない!」。途中、幾多の母娘バトルを乗り越え、ようやく出来上がったケーキのお味は…夫トオルちゃんもニコニコ顔。
「『ぐりとぐらの』のカステラを作りたいなあ。『からすのパンやさん』の動物パンでもいいなあ」。食後、長女は本棚の隅にあった「絵本からうまれたおいしいレシピ」(宝島社)を引っ張りだして、次に作るお菓子の品定め。
一方の母はグッタリ…。4月に職場復帰するまでに、長女1人で作れるようになってほしいなあ。(T_T)
2007-02-09
_ [夫の育児日記]高速はいはい
二女はもうすぐ満10ヵ月。昨年9月末は寝返り詳しくはこちら、
11月末は回転移動詳しくはこちら
ができるようになったことをお伝えしましたが、
ただいま、はいはい全盛期です。
とにかく進むのが速い。
馬のように手足を使わず、
腕力だけを頼って滑るように進みます。
保育園に通園する長女を見送りに、
自分から玄関前まで行くこともあります。 →写真
なかなかいい奴です。
「あと追い」もします。
育児書によると、安心したい気持ちから起きる行動だそうです。
いすに座っていると足元にまとわりついたり、
隣の部屋に行こうとすると、ついてきたりします。
先日は、隣の部屋からスーッとやってきました。
引き戸が少し開いていたらしく、
体でこじ開けて出てきたようです。
ジーンときた私。
「おいで、おいで」
手招きしました。
ニコニコしながら近づいてくる二女。
あと2メートル
1メートル…。
感動の抱擁。と思いきや、
クルッ
あれっ
回れ右。戻っていきました。
そして、今、立つことに挑戦しています。
両手を持って支えてやると、
すっくと立つことができます。
「アルプスの少女ハイジ」みたいに
「クララが立った!」と声をかけて、
伝い歩きをさせるとご満悦です。
→写真
上半身が重いので、当時すでに歩いていた長女に比べると
「立っち」が遅いのですが、
最近、自力でお尻が上がるようになりました。
「つかまり立ち」をマスターするのも、そう遠くないようです。
先週、妻ぶんぶんの父の3回目の命日でした。
「二女ちゃんのはいはいも見せてあげたかったねえ」
妻が長女に父親の思い出話を語っていると、
長女が言ったそうです。
「おじいちゃんと、ひいおじいちゃん。お空の上からテレビで見ているよ」
イラスト・まるこ
_ [お知らせ]
ふれあいブログ内にある木下大サーカスブログで、 「サーカスの思い出ばなし」を募集中です。投稿(22日締め切り)いただいた方の中から選考で10組20人に広島公演チケットをプレゼント。くわしくは、木下大サーカスブログの左端のバナーをご覧ください。ちなみに、チケットは購入すると大人3000円(前売り2700円)です…ぜひ、ご応募を!☆木下大サーカスは3月3日から5月29日まで広島市西区商工センター特設会場で開催です。
2007-02-07
_ [新聞記事]「産む機械]の次は「健全」発言…
「産む機械」発言騒動が鎮静化したと思ったら、また柳沢厚労相が「子ども2人が健全」と発言。騒動が再燃しています。
<柳沢伯夫厚生労働相は6日の閣議後の記者会見で、今後の少子化対策について「若い人たちは結婚したい、子どもを二人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる。若者の健全な希望にフィットした政策を出していくことが非常に重要だ」と述べた>
<これに対し、野党各党は「子どもが2人以上いない人は健全じゃないのか」などと一斉に反発し、辞任を要求。与党内では擁護する声の一方、女性を「産む機械」に例えたことに続く問題発言に辞任論が再燃した>(7日付中国新聞朝刊1面)
中国新聞の2面に発言の要旨が載っています。「ご当人の若い人たちというのは、結婚をしたい、子どもを二人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる。だから本当にそういう日本の若者の健全な、何というか、希望というものにフィットした政策を出していくということが非常に大事だと思っている」
「健全」という言葉さえなければ、非常に良いことをおっしゃっていると思うのですが…。ちなみに健全とは「身体や組織の状態に欠陥・異常がなく、順当な活動が見られる様子。不必要な刺激を与えたりすることがないので、多くの人に勧めることができる様子」(新明解国語辞典より)。
安倍首相が柳沢厚労相を擁護して「わが家も残念ながら子どもがいないが、いちいち言葉尻をとらえるより政策の中身をお互いに議論していくのが大切だ」と記者団に向けて言ったそうですが、逆に痛切な批判に聞こえるのは私だけでしょうか…。
ちょうど、今朝のくらし面に「『少子化』冷静に議論を」というインタビュー記事が載っています。
発言者は、昨年12月に東広島市で講演会があった大日向雅美・恵泉女学園大大学院教授(その節は、「ルパンさん」に講演会の感想をコメント欄に書いていただきました)。
<「少子化対策には二つの面がある」と大日向さんは指摘する。
一つは「人口政策」。もう一つは、安心して産み育てられるようにする「子育て支援策」だ>
「人口政策」は国民を統計でとらえ、一人の女性が産む子どもの数を推計し、将来の労働力や年金、税金などの問題を考える。これに対して「子育て支援策」は国民を人格としてとらえ、産む産まないも含めた多様な生き方を認めるのが大前提。
<統計と人格。少子化対策に取り組む国は「どこも、この二つのバランスをとるのに苦しんでいる」という。だからこそ、為政者は言葉に慎重でなければならない。大日向さんは「(機械発言は)政治家としてうかつでした」と批判する>
「子ども2人」発言についても、柳沢厚労相はまったく同じ過ちを犯してしまいました。確かに「子ども2人」は「人口政策」の観点からは「健全」でしょう。しかし、「人格」の観点からは…。「うかつな発言」と言わざるを得ません。
実は、大日向さんは機械発言について批判しながらも「ここで厚労相を辞任させるのは損失です」と意外な主張をされています。
このほど政府が設置を発表した「子どもと家族を応援する日本重点戦略検討会議」(戦略会議)について、私は先日の当ブログで「7人の委員中、女性はたったの1人」と不安視する意見を書きました。しかし、大日向さんは委員の顔ぶれを見て「政府が本気で子育て支援をしようとしている」と評価しています。
大日向さんによると、少子化対策の最優先事項は男女ともに仕事と育児をどう両立させるかの「労働政策」。次が「地域の子育て支援」。最後に「経済支援」。労働政策の専門家をずらりと揃えた「戦略会議」について「これこそ、女性の人権を認め、男女共同参画を実現する道です」と大日向さんは歓迎します。
この「戦略会議」の委員選出に際しては、実は柳沢厚労相の強い後押しがあった―との報道もあります。ようやく政府が少子化対策に本腰を入れようとし始めた矢先の、相次ぐ失言…残念でなりません。
柳沢厚労相の辞任を求め衆参両院での審議を拒否してきた野党は、今日から審議に復帰することを決めました。少子化問題についてどのような論戦が交わされるのか、注目したいと思います。
2007-02-05
_ [新聞記事]「産む機械」発言2
柳沢厚生労働大臣の「産む機械」発言の影響が注目された愛知県知事選と北九州市長選の投開票が4日行われました。
結果は与党の一勝一敗。
報道によると、安倍首相ら政府首脳は「失言問題の決着がついた」として厚労相の続投を決定。
柳沢厚労相も4日夜、記者団に対して辞任の考えがないことを重ねて強調しました。
一方、与党推薦候補が優位と見られていた愛知県知事選で野党に追い上げを許したことで「辞任論が与党内で一段と加速しそうだ」との見方も出ています。
5日付中国新聞一面に「女性を『産む機械』と発言した柳沢厚労相は辞任すべきか」という世論調査の結果が掲載されています。
全体では「辞任すべき」が
58.7%。辞任する必要はないが20.2%、どちらともいえないが
20.8%。
男女別にみると、予想外の結果が…
「辞任すべき」と回答したのは、男性61.4%、女性55.9%。
何と男性の方が5.5ポイントも高かったのです。
「めずらしく主人から、この発言についてどう思う?と聞かれました」というコンペイトウさん同様、実はわが家でも「機械発言」に過敏に反応したのは夫の方でした。
私の方は前回のブログにも書いた通り、当初は「またか…」と大して気に留めませんでした。その後の辞任論の高まりに驚いたほどです。
前回のブログのコメントでも、女性陣からは怒りよりもむしろ「あきらめ」に近い声が多数寄せられました。
「『あぁまた言っちゃってるよ…』という、怒りを通り越して呆れているところです。こんな信じられない発言をする人の存在に慣れてしまうのも、情けない話ですが…」(かしらもさん)
「現実と閣僚の考え方の乖離が、結局のところ少子化を加速させているんじゃないかと思います。 だって、根本的に分かってないんですもん」(にゃんたさん)
「妊娠中の友人から、毎回の検診費も馬鹿にならない、という話をつい先日聞いたばかりです。議員や官僚に、格差社会の下のほうにいる人の本当の状況って、見えるんでしょうか???疑問です」(よりさん)
厚労相の辞任要求を盾に審議拒否を続ける野党に対しても、冷めた意見が相次ぎました。
「『女性みんなの意見です!』って言うてる女性議員も、どうかと思いますね。 ちなみに私は『そこまで言うならお手並み拝見派』です」(りんごさん)
「『機械発言』に焦点が行ってますが、結局『女性のせいで少子化』みたいになっては何の変化もないですよね、今後。」(ときママさん)
白けぎみの我われ当事者世代に対して、先輩世代の初ちゃんさんからは「女性自身にも差別発言を認める気運があります。問題はとても根が深いと思います」と叱咤激励のコメントが寄せられました。
今回の騒動について、政界やマスコミの大騒ぎとは裏腹に、当事者世代の女性たちは「出産や子育てに奮闘している私たちの思いがまったく反映されていない」と、冷めた目で見ている―ように感じます。
「与党攻撃の格好の材料」「選挙に勝てないから辞任すべき」といった声ばかりが目立つ政界の現状では、ますます女性たちは白け、少子化改善はますます遠のく―と思います。
「でもこれで少子化問題にスポットが当たって本当にやる気の政策につながればいいなぁ・・」(tuyumameさん)
「母親一人でがんばっても、産み育てにくいからこういう世の中なんじゃない。世代や性別を超えて少子化について考えよう、、、じゃないの? 」(まるこさん)
「機械であると言うのならば 妊娠〜出産〜育児の間の メンテナンスを しっかりしていただきたいものですね」(千秋さん)
与野党ともに本気で少子化対策に取り組む気があるのであれば、こうした当事者の思いを反映した議論を、ぜひ国会の場で尽くして欲しいものです。
2007-01-31
_ [新聞記事]「産む機械」発言
柳沢伯夫厚生労働相が女性を「産む機械」とした発言に対する批判が拡大しています。
発端は、「27日、松江市で開かれた自民県議の決起集会で、『産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない』と女性を機械に例えて少子化問題を解説した」(28日付中国新聞2面)
始まったばかりの国会で、野党各党は柳沢厚労相の罷免を要求。与党内の女性議員からも批判の声が続々とあがっています。「私自身も過去に病気をして子どもが授かりにくい。機械なら不良品ということになる」(高市早苗少子化担当相・30日付中国新聞3面)。
私も28日早朝、第一報を目にしたとき「女性を差別する時代錯誤な発言だなあ」と驚き、女性の1人として怒りを感じました。
その直後、当ブログに寄せられた「まっちゃん」さんのコメントを読んで、「はっ!」としました。
まっちゃん (2007-01-28 07:02)
柳沢厚生労働大臣が「女性は産む機械」と言ったそうです。機械は「物」を作るものです。人は「物」なんでしょうか?
大人の女性は声をあげることができても、赤ん坊たちは…。「ぼく、わたしたちは物じゃないよ」。声なき叫びが聞こえたような気がしました。
安倍晋三首相は「(柳沢厚労相は)高い見識を持った方だ。職務に専念し、政策で結果を出していくことにより国民の信頼を得るよう努力してほしい」(30日付中国新聞3面)と辞任は求めない意向を記者団に対して強調したそうです。
(31日付中国新聞32面)↑
柳沢厚労相の発言が問題化した直後の29日、政府は少子化対策を強化するために「子どもと家族を応援する日本重点戦略検討会議」を立ち上げることを発表しました。「働き方の見直し」や「地域と家族の再生」を中心に、少子化改善への具体策を検討するそうですが…
選出された有識者メンバーを見ると、7人中女性はたった1人。柳沢厚労相はもちろん関係閣僚の中心メンバーです。
この顔ぶれでどのような議論が尽くされるのか、注視していきたいと思います。
(30日付中国新聞3面)↑


Before...
_ ぶんぶん [>まっちゃんさん、にゃんたさん、かのんさん 16日から職場復帰しました。 2週間前から保育園に通い始めた..]
_ ben [もうこのブログ、チェックされてないのかな? 戸川幸一郎さんで検索してたら偶然たどり着きました。 そこにはなんと「..]
_ ben [あれ? 三人展行きませんね。 再度 http://blog.goo.ne.jp/ben1967523/e/19..]