2009-11-01 ボールは女性 愛せよボール
_ [スペインの風](112)ボールをゴールネットに運べ
こんにちは。
どの国も国内のカップ戦というのは波乱?(ではないですね、、、)がつき物ですね、、、日本の天皇杯でもJ1のクラブ達が、いわゆる格下に負けています、、、
ここスペインでも他の国同様、リーグ戦と並行して行われる国王杯で、いわゆる格下のチームが頑張っております、、、
先日行われたベスト36で、かなりの1部リーグのチームが格下に負けました。そんな中でも3部のチームに、あのレアル・マドリーが0-4で敗退したのは、いろんな面を差し引いても、、、(カカー、C・ロナウド不在、、、) “恥”以外の何ものでもないですよね、、、
ご存知、これらのカップ戦は、トップリーグのクラブにとっては、ある面モチベーション的に大変ですが、これでさらに監督のペレグリーニへの批判は高まり、次期監督は、、、との言われ始めております、、、
監督と言えば、、、先日我がエスパニョールのBチーム監督(サテライト)のジョセップが第6節(エスパニョールBは他のプロクラブのBチームと同様にスペイン3部リーグ所属)でクビになりました、、、
サテライトチームはいわずと知れたトップチームの受け皿的な存在ではありますが、それと同時に、サテライトチーム(Bチーム)として、スペイン3部リーグに所属し、もまれております。(ここが年間数試合しかない日本のサテライトとの違いでありますが、、、)
もちろんプロクラブのBチームとして、トップへの受け皿的な存在ではありながら、かつ自分達が戦っているリーグ戦で“結果”が必要な訳で、その結果が出ず、クラブはその責任者である監督をクビにしました、、、(こちらでは珍しくはありませんが、、、)
トップでケガ人が出ればサテライトから招集され、サテライトの選手が手薄になればユースから補充、、、 このスペイン3部リーグでは、いくらプロクラブのBチームと言っても、そうは簡単には勝たせてはくれず(JのサテライトチームがJFLに参加してるようなものです)、若手主体のプロクラブのサテライト選手達は、ここでもまれているものです、、、
ジョセップは間違いなく今のエスパニョールで一番サッカーを良く知っていた人間だと思います。しかしながら、上記のようなトップに選手を取られて、かつそれらのチーム状況で結果を出さなければならなかった訳ですが、勝てない時は勝てないものです、、、
サテライト以上の監督というのは、ある面サッカー論があり、かつなによりも“運”が必要なのかもしれませんね、、、そういった“運”を持ってる人間達が、いわゆる上のカテゴリーで監督をしてるのかもしれませんね、、、
さて、面白いモチベーション映像があります、、、
南米のフットボールとヨーロッパのフットボール環境において、多くのサッカーにかかわる人達のサッカーに対する接し方は違う、、、と言われます。
ウルグアイの名将でもあり、現River Plate(ウルグアイ)監督のJuan Ramon Carrasco の試合前(ライバル、対Nacional戦)、選手達に対するモチベーションの映像であります、、、
_ 内容を訳すと、、、(試合前に、、、)
監督:これは何だ?(ボールを指し) 選手:ボールだ、、
監督:ボールは何から出来てる? 選手:革だ、、、
監督:革はどこから来てる? 選手:Vaca(メス牛)だ、、、
監督:Vaca(メス牛)はどこにいる? 選手:草原だ、、、
監督:Vaca(メス牛)は何を食べる? 選手:草だ、、、
監督:ということは、、、 ボール(メス牛)に草をあげないとな、、、(ボールを地面に置く)
監督;これはボールだ!これは何だ?(スパイクを取り、、) 選手:スパイク、、、
監督:スパイクは何から出来てる? 選手:Vaca(メス牛)からだ、、、
監督:No、、、、! これ(スパイク)は男だ! これ(スパイク)は、Toro(オス牛)だ!
監督:ボールはVaca(メス牛)、スパイクはToro(オス牛)と言うことだ、、、
監督:目的は、、、ボールは女性だ、、、俺達は女性を愛さなくてはならない、、、
監督:ということはボール(女性)を、誘惑しなくてはならない、、、相手も同じだ、、、
監督:彼ら(敵チーム)は、とても強烈だ!金も持ってる、そしていつもそれらを獲得してる連中だ!
監督:つまり、、、おれたちは何をしなくてはならない??、、、
監督:おれたちは男だ!それに彼らより頭が良い!
監督:今からキックオフの笛が鳴ったら、おれたちはボール(女性)をくどき落としに行こう!
監督:彼ら(敵)も強烈に、くどき落としにくる、、、
監督:ボール(女性)が彼らのもとに行ってしまうかもしれない、、、
監督;どう振る舞わなければならないか??
監督:男らしく!賢く! もし、ボール(女性)が自分たちと彼ら(敵)の間で、迷っていたら、ルールにのっとり、迷わず奪い取りに行こう!
監督:そしてボール(女性)が、自分たちのものになったら、やさしさと愛情を持って、魅了しよう!
監督:そうすれば、ボール(女性)はおれたちのものだ!
監督:そして、、、彼女をベッドに連れていこう!
監督:ベッドは何のことか分かるか???
監督:ベッドとはゴールネットのことだ、、、、
_ ではでは。
松井さん、スペインではおもしろいたとえで選手のモチベーションを上げるんですねえ。さすがスペイン。
ひるがえってわがサンフレは…。涙、涙、涙…
スペインの監督さんってわかりやすい話をするんですね。変に難しいことを言われるより、「よし!やるぞ!!」ていう気持ちになれるかも。
『もし、ボールが自分たちと彼らの間で、迷っていたら、ルールにのっとり、迷わず奪い取りに行こう!』
これって、何だかカッコいい言葉ですね。